亀山社中訪問記

先日、長崎市にある坂本龍馬が設立した亀山社中を訪問して参りました。

社中は高台にあり、町の中心地から目指してゆくと結構急な坂道を登るようなので、風頭山から下る方法をとりました。

途中、龍馬さんの写真を撮影した上野彦馬氏のお墓の前を通り、在りし日の彦馬さんとむらさんの様子に思いを馳せ、龍馬通りと呼ばれる道を通り、社中を目指しました。

程なくすると、亀山社中と書かれた看板が目に留まり、ふと入り口を見やると…そこに龍馬さんと思しきお人がいらっしゃいました。

しかしすぐ影武者と分かり、事情を説明し中へと入れていただきました。
中へ入ると思いのほか狭く、中二階も途中まで上がれるよう配慮いただきましたが、ここで寝泊りすることもあるのかと考えると皆が皆、入りきらないのではないかと心配になってしまいました。
どのような方々がいらっしゃるのかと聞きましたところ、頭上に名札が掲げられておりました。

高台とあって窓からは海まで見渡せるほどの景色の良さ☆気に入りました。

隊士たちがどなたもいらっしゃらないのに長居は無用と思い早々に失礼をしました。


が、ふと先ほど思いを馳せた彦馬さんの事が気になり、上野撮影局がある中島川へと向かいました。

確かこの辺り、と川のほとりまで向かいましたが、今はただカメラがおいてあるのみでした。

P.S 結局、どなたの声もお聞きすることはありませんでしたが、そこに存在していたと言う風だけは肌で感じることが出来ました。その風は実にゆったりと時を包み込むように吹いておりました。